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新規学卒者の早期退職の防止について


 7月18日、空知総合振興局鈴木局長、空知教育局山口局長、滝川公共職業安定所山内所長が来所され、明円会頭に新規高等学校卒業者の早期離職の防止に関する要請がありました。
 新規学卒者の雇用情勢は、令和5年3月新規高等学校卒業者の本年3月就職内定率が98.7%と、昭和61年の統計開始以降過去最高を更新となりました。
 しかし、令和4年3月時点で新規高卒就職者が3年以内の離職率が41.6%と、半数近くが就職後早期の離職しており、本人のみならず、採用した企業にも大きな損失となることから、早期離職の防止に向け、企業情報の発信や人材育成の推進などの取組みについて協力依頼がありました。
 山内所長から、新規学卒者の意見で「地元に就職を希望していても地元からの求人が遅いため、別の地域に就職する者もいる。求人は早期に」などの情報提供を受けたほか、ハローワーク滝川で作成した『しごと探し アシストブック』で【応募先(求人)を決める上で、最も重視した条件は?(就職活動準備編Q.5−1)】では、「職種(仕事の内容)を重視した方が最も多く、続いて「賃金」「就職場所」の順となっています。【他に重視すべきだったものは?(Q.5−2)】では、半数近くは「特になし」と答えており、やはり「職種・賃金・就業場所」が重要な条件ですが、「新卒等の離職率」、「従業員の平均年齢」、「残業時間の多さ」、「平均勤続年数」等も高くなっています。求人票に細かな情報の掲載も必要のようです。
 また、【仕事で悩まれた事の内容(社会人編Q.6−2)】では、「仕事を覚える事や仕事量、職場内でのコミュニケーション」に苦労されたようですが、「労働条件が思っていたのと違った」、「仕事内容が考えていたのと違った」などの意見もありました。
 会員企業の皆様には、次の資料をご参考にしていただき早期離職防止にご協力をお願いします。








 


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