ＳＮＳで人気を集め、国内外の観光客も足を運ぶ「食事処高田屋」。創業７０年を迎えた同店のイチオシは看板メニュー「元祖チャップ丼」（８５０円）だ。
　昭和28年創業の高田屋。昭和40年代には焼き鳥と焼き鳥丼も手がけており、チャップ丼のルーツになった。チャップ丼のほか麺類や定食など多彩なメニューも味わえ、ＳＮＳの影響で観光客にも評判になっている。
　店主が「最初は魚のチップと勘違いする方もいました」と振り返るチャップ丼は、豚肉の部位から命名。道産ＳＰＦのチャップをしょう油ベースの特製ダレで味付けし、ご飯と海苔の上に載せる。目玉焼きを付ける「裏メニュー」（５０円増し）も人気だ。店主は、「これからも地元の安心安全な食材にこだわっていきます」と話している。